幸せの研究を75年間にわたって続けられているハーバード大学。幸せの原点は「人間関係」が最も重要な要素であることを再確認されました。「人間関係」とは、「ふれ愛=ストローク」と交流分析では言われています。ストロークとは、「必要とされたい、認められたい、お役に立ちたい」という肌感覚の交流です。
精神医学者であるフランクルは、「他人のために尽くすことこそが、本人にとっての幸せにつながる」と言いました。結局のところ、「人間にとって一番の幸せ、人の役に立つこと」なのです。これは決して、偽善だったり、いい子ぶってるわけではありません。みんなが「あなたがいてくれて本当に良かった!」「あなたと一緒にいられて嬉しい!」などと伝えてくれることは、誰にとっても幸せに感じられるのではないでしょうか。結局、誰かの役に立つことは、自分自身の最大の「存在意義」であり、幸福につながるわけです。
無条件のストローク交換が、自己肯定感を高め自信とレジリエンス(折れない心)を育みます。