「あの人が悪いから私はこうなった」「こんな酷な運命に会うなんて私はついてない」誰でも試練を前にすると嘆き愚痴りたくなるのが人間の性です。
「あの人が悪い」と言っているのは「自分の影の姿」を自ら踏んでいるようなものです。「あの人が悪い」の「あの人」?とは実は認めたくない、許したくない「受け入れてない自分」です。受け入れてない自分は認めたくないから「嫌い」という感情となるというカラクリです。
「影の姿」とは、受け入れていない自分の心の「赤ちゃん(チャイルド)」がSOS・悲鳴を上げている証拠です。普段は「建前」で生きているので、本音(赤ちゃん)を見せ付けられると、認めたくないので相手のせいにして問題逃避にかかるのです。
嫌いな人ができたら、自分と似ている部分がないか考えるチャンスです。