幸せの国「ブータン」の第2回です。ブータンで、仕事上のミスで会社に大きな損害を与えてしまった人が「退職願」を出しました。しかし、それが受理されたのは「10年後」のことでした。なぜ?社長は子どもたち全員が就職したのを確かめてから、彼の願いを聞き入れたのです。「人の不幸を見逃しては自分も幸福になれないから」と社長は語っています。
日本でもこんな逸話が・・社員が会社に大きな損失をさせてしまったそうです。社長に「会社にこんなに損失を与えたということは、その損失を補うために一生この会社でいてくれるんだな。私に迷惑をかけるなんて君は将来大物になるな」と言われたそうです。 こんな風に言われてら多くの人は粋に感じて社長のために頑張る動機付けになります。