心理カウンセラー佐藤照貴

                  (月〜土曜日9:00〜17:00)

学校に行かない子供が気に入らない?

  不登校のお母さんの多くは「学校に行かない子供が気に入らない」のであって、子供の不登校の背景にある「行きたくても行けない葛藤」を聴く耳をなかなかもてません。傷ついた心を癒すことなく、お母さんの要求だけを押し付けているとすれば、子供は「私の気持ちより学校が大切か!」と不信感さえ覚えるようになり、信頼関係が希薄になっていきます。

  子供と親の見えない「赤い糸」がつながってないと、親が何を言っても子供にはマイナスにしか受け取れません。大事なのは「学校に行かせる」ことではなく「子供の心の悩みや葛藤に寄り添う」ことです。結果として、遠回りに見えますが子供は徐々に心を開いて自力で学校に行くことを模索しはじめます・・・