「大きなことを成し遂げるために 力を与えて欲しい、と求めたのに 謙遜を学ぶようにと 弱さを授かった。より偉大なことが出来るようにと 健康を求めたのに より良きことが出来るようにと 病弱を与えられた。幸せになろうとして富を求めたのに 賢明であるようにと貧弱を授かった」 by渡辺和子
この言葉は私が挫折と失敗の最中にあって勇気をもらった言葉です。「何とかして欲しい」と願ったら「謙遜を学ぶようにと 弱さを授かった」。「この仕事に就きたい」と思ったら、修行が足りないと別の仕事を与えられ人間関係を学び、貧弱であることを教えられました。当時は「なぜ私だけ?」ともがけばもがくほど「あり地獄」に陥りました。「なんで」から「この困難を通して・・・」と思えるようになったのは何年かかるのだろう?いや今でも心が動揺しパニックを起こします。
ドーイング(行った功績)ではなく、ビーイング(人としての在り方)が体に染みるには、生涯の時間を要するようです・・・