心理カウンセラー佐藤照貴

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「不登校」と書いて「可能性」ー話題の中島芭旺(ばお)くん

初めて書いた本がベストセラーとなり、「言葉が深すぎる…」と話題になっている10歳の男の子、中島芭旺(ばお)くん。小学校へは通わず「自宅学習」を選んでいる彼のモットーは「自分で選択して学習」「好きな人から学ぶ」こと。ばお君は「不登校」と書いて「可能性」と言っているのは驚愕です。
その言葉の数々は、脳科学者の茂木健一郎さんが「バオは、この本で、もしかしたら、大人の常識をひっくり返すかもしれない」と語るほど。そんな芭旺くんの初の著書『見てる、知ってる、考えてる』から、「自分」にまつわる5つの言葉をご紹介。大人の私たちにとっても、大切なことを気づかせてくれます。
1.僕の最大の長所は、1人では何も出来ないこと。それを知っていること。助けてっていえること。
2. 知らないことが沢山ある。地球上にあるいろんなことなんて、無限すぎて、だから僕は無知である。・・・知らない。それは幸福である。
3. 悩みってその人の宝物で、その人から奪っちゃいけないと思うんです。現実ってその人に必要だから起こっている事だから。
4. 僕は、かまってほしくて泣く。でも周りに壁を作る。親に壁を登って来てほしいから。・・・「人が泣く理由はかまってほしいから」
5. 生きる意味について考えていた。僕は今まで先の事を考えていた。苦しかった。ママに助けを求めていた。今気付いた。先の事を考えるより、今だ。今を楽 し む。分かるはずのない先の事を考えるんじゃなく、今だ。今を楽しむ。今を生きる。