2015年8月22日・登校拒否・不登校を考える全国合宿in山口/基調講演樹木希林からのメッセージです。
不登校・学校には行かないかもしれないけど、「自分が存在することで、他人や世の中をちょっとウキウキさせることができるものと出会える。そういう機会って絶対訪れます」。
私が劇団に入ったのは18歳のとき。全然必要とされない役者だった。美人でもないし、配役だって「通行人A」とかそんなのばっかり・・・イヤだなって思ったら、自殺するより、もうちょっとだけ待っていてほしいの。あなたを必要としてくれる人や物が見つかるから。
だって、世の中に必要のない人間なんていないんだから。 私も全身にガンを患ったけれど、大丈夫。私みたいに歳をとれば、ガンとか脳卒中とか、死ぬ理由はいっぱいあるから。無理して、いま死ななくていいじゃない。だからさ、それまでずっと居てよ、フラフラとさ・・