「ガキ使・絶対に笑ってはいけない」は大晦日に17%以上の人が見る恒例番組になりました。16年前 ココリコ 遠藤章造さんは、芸人として本気で悩んでいた時期でもありました 。
章造さんは、悩みに悩んだあげく、自分とは天と地ほども差がある「ダウンタウン浜田雅功」さんに勇気を振り絞って相談を持ちかけていたのです。すると、浜田さんは前説をやっていた若造の僕のために、わざわざ西麻布の高級店の個室を予約してくださり、一対一で僕の相談に乗ってくれました。
そして浜田さんは、僕の相談が分かっていたかのように、アッサリと一言だけ、『オレをどついたらエエやん』と言ってくれたのです。それは当時の若手で、浜田さんをツッコめる人間など居るはずもなく、それをすれば、一気にココリコ遠藤という名に注目が集まるだろうという意味が込められた意図でした。
リーダーは、知らない振りや責任転嫁ではなく「格好悪くても 守るべき人のために身を削れる人」を教えられる逸話です。