うなずきは、人の真実の心理(インナーチャイルド)を引き出す魔法の誘い水です。うなずき一つで「この人に話してよかった」という受容感がまったく違います。無表情で話を聞かれたら多くの人は「この人本当に聴いてるの?」という気分になり話がフリーズします。
あいづちがうまい人は、相手の呼吸に合わせてあいづちをします。ペーシング(合わせる)していくと、自然に話の間がお互いにあってきて、プロは息遣いさえペーシングするそうです。剣豪・宮本武蔵が佐々木小次郎と戦うとき、一番気にしたのが「間合い」だそうです。相手に切られるか切られないかのぎりぎりにいることが相手に勝つ理由だそうです。これも究極のペーシングです。
相手が悩みが多かったりすると気づかぬ間に呼吸が乱れるか 早くなっています。それをゆっくりこちらの呼吸に合わせていくだけで、相手の話は膨らんでいきます。