心理カウンセラー佐藤照貴

                  (月〜土曜日9:00〜17:00)

日常生活に活かしてこそ価値がある「交流分析」

  2級交流分析木曜夜講座で、内面をカミングアウトされた方がいました。「私は以前は、自分の価値観や物差しで人や物事を計り、それに合わなければNOでした。それも合わないときは、上から目線で威圧的な態度で人に接していました」。それが交流分析を学んでいくうちに徐々に「自分の立場だけではなく、相手の立場や気持ちを考えて行動したり発言」ができるようになった」というのです。まさに180度の人生観の転換です。交流分析を学ぶとなぜ?そんなに思考の癖が変わり、穏やかな言動に変わるのでしょう?
  その理由の1つは、交流分析の哲学「人は誰でもOKである」が理屈だけではなく心で納得されているからです。自分と違う意見や考えでも「違いを認める」器が備えられたとうことです。2つ目は「OK-OK」の関係です。他人を攻めたり自分を責めるのではなく「どんな人も生きている価値があり、その存在はかけがえのないもの」が実感して納得されてるかです。
  交流分析の理論と実践の素晴らしいところは、日常生活に応用が出来、行動や言動が変わっていくということです。「ナンバーワンを目指すのではなくオンリーワンの個性を大事にし」、「みんな違ってみんないい」(金子みすず)を受け入れ実践してるところです。実践してこそ価値がある「交流分析」を皆さんも勉強してみませんか?