心理カウンセラー佐藤照貴

                  (月〜土曜日9:00〜17:00)

”おごり”と”悪行”を戒めた「平家物語」に学ぶ人間衰退

「祇園精舍の鐘の声、諸行無常の響きあり。娑羅双樹の花の色、 盛者必衰の理をあらはす。奢れる人も久しからず、・・・、ひとへに風の前の塵に同じ」。こちらは平家物語の冒頭部分。学生の時に暗記した方も多いのではないでしょうか。

 この意味は、「権力を振りかざす、人を馬鹿にする、上から目線、悪行を重ねた人間は、必ず最後は滅びる」という世の習いを説いています。翻って組織は「助け合い・支えあい」であることを今の世の中に伝えています。

   悪口・陰口・嫉妬の嵐の学校や職場、陰湿ないじめが止まらない学校や職場、その加害者も傍観者も天の裁きを受けることを 700年以上前に既に説かれています。

 学校や職場で、「陰口」から「陰ぼめ」ができるようになると、職場に笑顔が空気感染します。