もし全員がウサイン・ボルトのように100Mを9秒台走るオリンピック選手になったら応援する人も感動する人もなくなります。全ての人が公務員になったら、電気も水道も家を建てる人、介護する人がいなくなります。
全ての人がナンバーワンではなく「オンリーワン」なのです。「みんな違ってみんないい」(金子みすず)、世界にひとつだけの花(スマップ)のように、自分と違う人がいるからこそ「オンリーワンの私」が輝くのです。 山登りで全員頂上を目指さなくていいのです。頂を極める楽しみもありますが、山すそを散歩する幸せも楽しみたいものです。