「世界一貧しい大統領」ウルグアイのムヒカ大統領が2012年にリオサミットで「貧乏なひととは、少ししかものを持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ」と言っています。どこまでが仲間でどこからがライバルなのですか?。幸せになるためにこの地球にやってきたのです。人生は短いし、すぐ目の前を過ぎてしまいます。命よりも高価なものは存在しません。
発展は人類に幸福をもたらすものでなくてはなりません。愛情や人間関係、子どもを育てること、友達を持つこと、そして必要最低限のものを持つこと。これらをもたらすべきなのです。
ムヒカ大統領は、このような残酷な競争社会で「みんなの世界を良くしていこうというような共存共栄な議論はできますか」と2012年に既に 世界に投げかけているのは実に示唆的です。
新型コロウイルス「命の闘い」に立ち向かうときに 「もっと暖かく抱き合うために 明日もっと速く走れるように 今日は少し離れていましょう」(コンテ首相・イタリア)の言葉は「命より高価なものはない」ことを自覚する勇気が大事なことを教えてくれます・・