今回はカウンンセリングの神様・カール・ロジャーズに学びたいと思います。1942年、約70年以上前ににカール・ロジャーズは「問題解決中心」から「自己成長中心」へと変えました。焦点は「問題」ではなく「人」「関係」にあるとしたのです。「人が自立し、成長し、より責任をもつことができれば、新たな問題も解決できるだろう」と述べています。
「問題の答えは問題文にあります」と私たちが国語の先生に言われたように、悩みの応えはクライエントがもっているのです。だからカウンセラーが問題解決するのではなく、クライエントが自らの内面的気づきによって変わっていくのです。