心理カウンセラー佐藤照貴

                  (月〜土曜日9:00〜17:00)

「強制より”共感」”の子育て

   子育て経験者であれば誰もが悩む幼少期のしつけ?基本は「強制より共感」ですー例えば、幼稚園ではできるのに家庭では駄々をこねて「できないから服着せて」と子供が言うときは、子どもの気持ちを受け止めて”共感”することです。幼少期の共感は「甘やかし」ではなく「分かってくれた」が「自信=自分でできるんだ」に変わっていきます。将来社会の中で生きていくので「厳しく」ではなく「気持ちよく」で、子供が「自分の気持ちをお母さんが受け止めてくれて初めて相手の気持ちを受け止める力」が育っていきます。親の出来栄え合戦や周りの評価をあげるためのしつけは百害あって一利なしです。
  実は子育ての秘訣はカウンセリングでも同じようなことが言えます。「強制より共感」は、CLに「こうしたらいいですよ」というアドバイスは一見よさそうで、CLの気持ちを共感してないので、葛藤してるCLの気づきもカタルシス(心の浄化)が起こりません。なぜ?人間は「認められた」「必要とされた」と承認されることで心に底力がでるからです。まさに「厳しく」より「話や易さ」を強化することが大事です。