マリリン・モンローは、20世紀を代表する女優と言われ、映画界では大成功して名声を得たのですが、実生活では孤独で悲劇的な人生を送りました。彼女は、幸せな結婚生活を夢見ながらも、”愛を育てる前に、いつも自分かピリオドを打つような行動パターン”(人生の青写真)を持っていました。次々と男性遍歴を重ね離婚を3回重ね愛にピリオドを打ちました。その間、服用する睡眠薬の量は増え、自殺も何度か図りました。そして、36歳のときに、自宅で死んでいるのを発見されました。血液中から大量の睡眠薬が検出されました。
彼女は、「愛とは続かないもの。愛とは壊れてしまうもの。」という人生脚本を持っていたと言われています。彼女は、私生児として生まれ、母親が入退院を繰り返していたため、施設を転々としていったそうです。幼い彼女を預かった施設の人は、彼女を愛してくれたかもしれませんが、施設を転々と変えていったため、一人の人から長く愛されるという経験を、彼女はすることができませんでした。そして、「愛とは続かないもの。愛とは壊れてしまうもの。」と信じ込んだ(=幼児決断)としたら、彼女が人生で、愛にピリオドを打ち続けたのも、うなずけます。