「父母に乳幼児から交わされた触れ合いにより人間は生きづらさを抱えることがある」と交流分析という心理療法では言われています。
例えば「他人を喜ばせろ」というドライバー(自分を金縛りにする呪いの言葉)を持っている人が、これまで自分の要求を後回しにして生きてきたとします。そして、繰り返し「自分を大切にしていいんだよ」という許可を自分に与えていると、ある日ある場面で、「今回は、自分の要求を相手に伝えてみよう」という気持ちが起きてきます。思い切って、自分の要求を相手に伝えてみます。そして、その結果、我慢をせずにすみ、自分の望んでいた結果が手に入ります。このことは、喜び(達成感)につながります。「思い切って、自分の要求を伝えてみてよかった!私にもできた!」に変化していきます。
この循環が、人生を変えます!この循環が始まるまで、自分に許可証(アロワー)を繰り返していくと、心に余裕が生まれて結果として生きづらさを解放できます。
「お金がなくなったって、なんとかなるさ。名誉を失ってもへのかっぱ。でも、勇気を失ったら、すべておじゃん」by ウィンストン・チャーチル