テレビで放送された「発達障害」を持つ子どもを持つお母さんの話し合いを見てなるほどと思わされました。学校に行かない小学2年生の息子が学校途中の道端で座り込んでる姿を見たお母さんは何もいうことなくただ座って一緒にいたそうです。子どもはいつもは叱れてばかりのお母さんが何も言わず「寄り添って」くれたことだけで嬉しかったと話してます。具体的な関わりを尋ねたアナウンサーに「フォローやアドバイス」は逆効果。ただ、子どもの話を「そうだね」と聞くだけで子どもの心は落ちるついてくるそうです。
ケアの語源は、ギリシャ語で「カーラー」。「悲しみを共にする」「一緒に悲しむ」こと、アドバイスでなく「ただ悲しみを共有する」ことが子どもの「辛さ・苦しさ」を理解することにつながるようです。