心理カウンセラー佐藤照貴

                  (月〜土曜日9:00〜17:00)

地獄と天国は「感謝」の違い

   地獄と天国の話です。天国にも地獄にもごちそうがふんだんにあるという。食事の際には、長い箸(はし)を使う。箸は、あまりに長いので、自分の口に持ってくることはできないが、相手の口には持っていくことはできる。天国の住人たちは、その長い箸を使って、ニコニコしながら、お互いの口に御馳走を運んで、お互いに感謝しながら楽しく暮らしている

   しかし、地獄の住人たちは、われ先に、自分の口に御馳走を持ってこようとするが、一口も食べることができないため、みな殺気立って、ケンカが絶えず、怒鳴り声が鳴り響き、やせて骨と皮ばかりになっている。地獄の住人は、自分のことしか考えない利己的な人。相手の利益になることや、相手が幸せになることなど、これっぽっちも考えていない。

  相手の幸せを考えられる人は、あの世でも和やか、現世で「自分だけよければ」では、あの世でも喧嘩が絶えないようです・・