渡哲也さん(78)が逝去された。現代版「正義の味方」「男気の権化」。そのエピソードを紹介します。
石原裕次郎プロが当時6憶の借金を抱えた時、当時日活の新人の渡さんは「貯金通帳180万円」(当時のサラーリマンの収入2年分)を「お茶代にしてください」と申し出たそうです。これぞ「男気」です。ビート・たけしさんは、元ラグビー選手の松尾雄治氏の誕生祝いをし、たけしさんたちが「帰ろうかっていったら、店の親父が花束と飲み代は全部、渡さんがやってくれましたって、誕生日松尾君おめでてとうって花まで届けてくれたんです。それを何気なくやって帰っちゃうんです、。かっこいいなと思ったですね。それ以来、頭が上がらなかったですね」と偲んでいた。
舘ひろしさんには「それ以上芝居がうまくなるな。小芝居はするな」と言っていたとか。『人生丸ごと演じてしまえ』ということだそうです。
「正義・男気・飾らない」こんな人間・渡哲也さんを心から尊敬します。合掌・・