オフコース、小田和正さんの100年インタビューが放送されていました。私もオフコースからの大ファン。小田和正さんがソロになってからの「ラブストーリーは突然に」(270万枚売り上げ)は飛ぶ鳥落とす勢いでした。
オフコース結成の頃のインタビューを聞くと最初は観客は入らない、帰れコールの嵐、「最後の曲です」といったら拍手が沸き起こったなど試練の時期もあったようです。その試練を乗り越えたものは「歌を通して人とのつながりを大切にしたい」を哲学として歌をつくり続けた結果「さよなら」「言葉にできない」など名曲を生み聞く人の心を動かしました。
「音楽とはみんなでやって分かち合うもの」の小田さんの言葉には感銘しました。どの世界でも同じです。支え支えあって生きるからこそ人間は笑顔になっていくのです。自律とは「自己責任であると同時に、できないことは素直に助けを求め、助けていただいたら潔く感謝する心」といいますが「分かち合い」の精神こそ「本物」を紡ぎだすようです。
「ひとりひとり与えられた能力が違うのは、いろんな人を喜ばせるためにバリエーションが必要だからです。大がかりなことをする人が立派なのではなく、人をしあわせにするために貢献できる人がすばらしいんですね。」by宇佐美百合子