クレーム対応については誰もが苦慮します。アルフレッド・アドラーは「扱いにくい相手とうまく付き合うには、相手が何とか自分を優秀に見せようとして、躍起になっていることを念頭に置くこと。その観点から相手と付き合ってみなさい」と実に示唆に富んだ言葉を残しています。大体のクレーマーは無意識に「自分はあなたより偉い」「あんたにはこんな難しいことは分からないでしょう」と人を下に見て満足するという実に卑劣でげせわな心理の持ち主です。残念なことにクレーマーはそんなことに気づかないので、「課長、部長出せ」といきがって自分の偉さの証明をしたいのです。
クレームを言いたくなったら、私の心の目線は上からになってないかなと顧みることです。そうすると「いきがっている自分の醜い顔」が鏡に映しだされています。それでもクレーマーになりますか??