心理カウンセラー佐藤照貴

                  (月〜土曜日9:00〜17:00)

あなたの一番大事な子供や親が命つきそうなとき “ルールだから救えない”で納得できますか!

  ある授業で「世界の七不思議」を書いてくださいと学生にお願いしました。「エジプトのピラミット、中国の万里の長城・・」等が正解ですが・・

 ある学生が いつまで経ってもペンが止まりません。そこでその学生に読んでもらったら「私の世界の七不思議は、目が見えること、耳が聞こえること、友人と話ができること、水が飲めること、電気がつくこと・・・」と延々と「普通のことが奇跡」と続くのでした。

 この学生は東日本大震災の被災者でした。「普通の暮らしが奇跡」には説得力があります。それを聞いていた200人以上の学生から、割れんばかりの拍手が湧きました。心が洗われる瞬間に出会わせてくれた奇跡に感謝です

 今の社会は、「嘘と隠ぺいで自己保身」「他人を蹴落としても自分さえよければ・・」・・それに群がる偽善者には閉口する。いじめや嫌味を言っている人間に 故・緒方貞子・元国連難民高等弁務官の言葉を噛みしめて頂きたい。

  故・緒方貞子・元国連難民高等弁務官の「人生の贈りもの」からこんな言葉を述べています。 命の危険を晒しても“現場主義”を貫き、難民の声に耳を傾け、目の前の命を救うため、小さな体に防弾チョッキを着て危険地帯に進んだ。

「大切なことは苦しむ人のために利己主義を捨て人道支援という“人間の安全保障”にまい進できるか」

「ミッションンのためには“ルール”を変えなさい。ルールだから命を救えない?弱者を救えない でいいのか!あなたの一番大事な恋人・子供や親が命つきそうなとき “ルールだから救えない”で納得できますか」

 故・日野原重明先生は(105歳でどうしても遺したかった言葉」に、「エンカウンター(出愛い)こそ人を成長させる」に学ぶことが多いですね・・