心理カウンセラー佐藤照貴

                  (月〜土曜日9:00〜17:00)

「正しく生きる」よりも「楽しんで生きる」

   現代社会では、「清く、正しく、美しく」という言葉は全否定である。清く正しくなんて言うと斜に構えておまえは、何も現実のことを解っていないと仲間から諭される。

  諭された挙げ句によってたかって引きずり降ろされる。引きずり降ろしておいてやっぱり汚い世の中だと嘯く。違う違う、そうやって引きずり降ろす奴が汚いだけである。 彼等にとって真面目に生きる奴は目障りなのである。

 なぜ?自分の醜さが際立ってしまうからである。弱々しく、媚びへつらう者を望んでいるのであり、誇り高く、気高い人間は邪魔なだけなのである。正義や公義など無縁な我利我利亡者である。なぜならば、骨の髄まで「負け犬」が染みついているからである。俺はなんて駄目なんだと諦めるのは容易いし、楽だ。しかし、それでは生きている甲斐がない。   

  自分が弱いから、自分が汚れいるからと言って他人の強さや美しさを汚す理由にはならない。
  「正しく生きる」よりも「楽しんで生きる」方が自分にも相手にも楽しい人生になりそうだ・・