心理カウンセラー佐藤照貴

                  (月〜土曜日9:00〜17:00)

パワハラ上司の深層心理②

   

       3.自分のポジションを守ろうとしている(保身の鬼)

     自分のポジションを守ることに必死になっている上司もパワハラをします。そもそも自分に自信のない上司は、この先いつまで今のポジションを守れるのか心配でたまらないでのです。

    自分よりの優秀な部下が入ってくるとなおさら不安が押し寄せてきて、攻撃の対象として狙い始めのです。能力もないのに、ポジションを守るためだけに必死になるのって、とっても”みじめな行為”だと思いませんか?もし、あなたがパワハラの対象にされているのなら、上司はあなたの能力に嫉妬している可能性があります。さらにもっと言えば、上司があなたの能力を嫉妬しているということは、あなたの能力のほうが優れている事を上司は認めているのです。

4.相手よりも優位に立ちたい(劣等感)

     自分の指示通りに部下が動いてくれない

自分が部下に舐められている

自分が傷つく(+_+)

    このように行動心理をたどれば、パワハラ上司は”不安と自信のなさで成り立っている”ことが理解できます。 強い劣等感をもっている部下を怒鳴りつけてしまうタイプの上司は、劣等感の強い人です。自分の立場を利用して他人が劣っていることを何とかして証明しようとする。人間には「周りから認められたい」という欲望があり(承認欲求)、これが満たされていない人間は次第に劣等感に浸ってしまいます。相手よりも優位に立ちたい、相手よりも一歩先を進んでいたいという気持ちから、怒鳴りつけてしまうのです。

結論は、パワハラ上司は『人間的に弱い』、自己中心の幼稚人間です。 (完)