あるお母さんが、中学1年の不登校の子どもの相談に来られました。「・・子どもが学校に行きたくないって1か月。どうしたら学校にいけますか・・」と言われたら多くの相談員はアドバイスやその方法をアドバイスします。
しかし、答えは「お母さんの中に埋もれてる」と思っている相談員は、お母さんの中にある答えを引き出します。「それは辛いですね。お母さんはどうしたらいいと思いますか」と共感しながら質問をすると・・。大抵の方は「子どもも何か悩んでいることがあるかもしれません。まだ1か月なので子どもを見守ってみます。」
100点満点の答えでなくていいのです。「治そうとするな 分かろうとせよ」と子どもの気持ちに寄り添ったとき少しずつ子どもも親も変わっていきます。