心理カウンセラー佐藤照貴

                  (月〜土曜日9:00〜17:00)

「めぐり逢い・許しあって」人はつながっていきます!

 ある方が、立派な肩書で定年を迎えたそうです。さあ、これからゆっくり妻と旅行?友達とゆっくり話でも?と思ったら、いくら誘っても拒否され、絶望と孤独にさいなまれたそうです。

 どうして付き合ってくれないの?と勇気を出して聴いたら、多くの部下は「だって権力を傘に来て命令ばかり、いざとなれば隠れて責任は部下のせいで、成功は自分の出世の材料に横取り、そんな信頼できない人間と酒なんか飲んでも楽しくない!」でした。漸く「肩書という権力」に部下が仕方なく付き合っていたことを悟ったそうです。

 「偉くなればなるほど 馬鹿になれ」と言いますが、「馬鹿」とは時に「謙虚」に、時に「身体を張って部下を守る」、そして「ユーモア・笑顔」が生涯の友となることを教えてくれるエピソードです。

  本当に大切な人とかけがえのない人と 共に汗を流す経験のない人間は、最後は孤独な「社会的な死・制裁」を迎えます。

  死にたいくらい辛くても「誇りと正義」で仲間を守る人間こそ、肩書やお金で得られない「信頼」と「愛情」の絆で結ばれます!めぐり逢い・許しあって人はつながっていきます。