何か物事を決めるとき、全員が賛成(反対)のことはありません。全ての人に好かれることもありません。ノーベル平和賞を受賞したマザー・テレサの献身的看護を見て、ある人は「あなたのやっていることは大海の水をバケツで汲んでるようなもので意味がない」と揶揄しました。それを聞いたマザー・テレサは「そうです。バケツどころかコップで汲んでるようなものです」の一言は、マザーの「謙虚の真実と確固たる信念」を感じます。 「いい人」は周りのご機嫌を伺ったり媚びたりと、横見て比べて嫉妬してる人です。比べてるうちは心の平安はありません。なぜ?劣等感と優越感のジェットコースターで、行ったりきたりで定まらないからです。
比較せず背伸びせず「ありのまま」の自分にOKをだしていると、「私はこの程度です・・・」と謙遜と平安がやってきます。感情的に怒ってる人は「弱い犬程よく吠える」(反動形成)で幼稚な人です。「心穏やかな人」は大人の品格を持っています。
「人を批評してると人を愛する時間がなくなります」(マザー・テレサ)