誰もが幸せを望みます。アドラー心理学では、幸せは「共同体感覚」とし、「仲間への貢献」が大事であると記しています。人間は一人では弱さや限界があるので、「他の人の役に立っている、必要とされている、つながりたい・・・」と他者との交流が幸せの原点です。
例えば、会社で上司が部下を嫌がらせする行為は「勇気くじき」で人間が自分の価値を認められなくなります。理想の部下を 上司の物差しで そこから「引き算」で評価すると、部下の長所は見えません。
「短所を味わえば長所になる」そんな世界観が広がることを願いたいものです。「欠点」は、「”欠”けている”点”」ではなく「”欠”かせない”点”」です。