恩師・金藤晃一先生のカウンセリングの名言から紹介させて頂きます。
相談者に「もう死にたい。何をやっても無理です、絶望です」と言われたとき、「いやーもっと苦しんでいる人もいるんですよ。だから頑張りましょう。命はひとつですよ」などと 安易な励ましで相談者から逃げ出してはいけません。42.195Kmのマラソンを走った人に、すぐにまたマラソン走れ!では、絶望が絶望を生みます。
そんな時は「死にたいほど辛いこともう少し詳しく教えて頂けますか?」と投げかけ傾聴(敬聴)すると、不思議と40分くらい立つと「ため息」をつくことがあります。自分の思いの丈を話し 気が済むと「心がホット」した証拠です。
自分の心を再生する力がONになります(自己組織化の力)。気づきや視点が変わったり、客観的に見えたり、今までの風景が変わってきます。