故・樹木希林さんが、NHKの「LIFE」(2005年・「宇宙人総理」)というお笑い番組で、現在のリーダーの在り方を問うています。息子の総理と母親役(希林さん)のやり取りです。
(母親・希林さん) 「総理だからといって なんでも思い通りになると思ったら大間違いだよ」。
(息子・総理) (青い顔をして)そんなことは分かっています。
(母親・希林さん)「上に立つものは反対する人の、例え 少数であっても意見を受け止めなきゃ ダメなのよ」。 「あなたは なんてことのない普通の子だった。それが総理!?母はお詫びします」。
希林さんは「お詫びします」の理由を 普通はトップになると言ったら大変な難関を突破しなっていくわけじゃない。それは「幸せだとは私は思えない」から「ああ かわいそうだ 母は詫びています」と咄嗟にでたそうです。同時に「少数意見を受け入れる覚悟」をもって、その上で命を守る英断をしなければならない時代です。