身体から心を治す方法を心理学では「アレキサンダー・テクニック(姿勢術)=フレデリック・マサイザス・アレクサンダー」というそうです。
うつ病や不登校の人は、背筋を丸めて視線も合わせず、のそっとはいってきます。そんな方にこそ相手の存在を丸ごと受けとめ「どんな時も大丈夫」というビーイングが伝わっていくと時間の経過と伴にちらちらとこちらの様子をうかがいます。ここで大事なことは「なんで引き込もっているの」と心の片隅にあると棒読みの「どんな時も大丈夫」になり、うその心が伝わるので子どもには響きません。 「私の話がわかってくれそうだ」という空気感を感じたとき、緊張や肩の張りも緩み、心に余裕ができて話を聴くゆとりがでます。
「身体が変われば心も変わる」は緊張をほぐすことによって心に余裕ができて、身体がゆったりして表情も緩みお互いの信頼関係の第一歩になります。