心理カウンセラー佐藤照貴

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泣き虫ケンちゃんが「自分の意見を言えるようになった理由」?

  泣き虫ケンちゃんという子供がいました。右を向けといえば右、左と言えば左という「自分がない」人間。迎合することでしか自分の存在を確認できないので、常にびくびくしています

  ある日、 悪ガキが かんだ飴を泣き虫ケンちゃんに渡したとき、小さな声でケンちゃんが「イヤ」といった時、そばにいた先生が駆け寄って「ケンちゃん えらいー」と抱き寄せたそうです(お母さんは見て見ぬふり)。無条件の愛情につつまれた ケンちゃんは「泣き虫ケンちゃん」から「自分の意見を言える」人間に変わっていったそうです。

  励まされて育つか、馬鹿にされて育つか?で人間の一生を左右する証拠です。無条件の愛情なんて?難しいといわれます。しかし、人間が生きていくうえで本当に安心でき、強い心を保つことができる「心の栄養素」です。一人の人間として、ありのままのあなた(自分)でOKであり、生きてるだけで存在価値がある、というメッセージが必要な時代です。