心理カウンセラー佐藤照貴

                  (月〜土曜日9:00〜17:00)

協調性とは「イエスマン」でなく「自分の意見を持ち、周りの意見と調整」

  グーグルが全面協力した「インターンシップ」という映画がある。この研修で描かれているのは、「個人ではなく、チームとして課題を解決していくことこそが重要」ということで、それがグーグルの価値観となっている。一人ひとりがどれほどずば抜けた才能を持っていたとしても、それが個人プレーではなく、チームとして発揮されなければ 得点があがらないというのが研修のルール

  つまり、チームとして「協調性がいかに大切か」というメッセージ。協調性があるとは、「イエスマン」だということではない。 イエスマンは自分の意見を捨てて、周りの多数派に合わせることだが、協調性がある人は、自分の意見はしっかりと持ちながらも、周りの意見とも調整していく。

  そして、協調性がある人は、チームの人を妬(ねた)んだり、引きずりおろしたり、押しのけたりすのではなく、チームのメンバーをほめたり、認めたりして、全員のパフォーマンスを高めていく。今 最も求められる「社会人の基礎力」ではないでしょうか?