心理カウンセラー佐藤照貴

                  (月〜土曜日9:00〜17:00)

成熟した人間性があってのカウンセラー!

   カウンセラーが目指す大事なことの一つに、クライエントの「あいまいさ」「どんよりとしたキモチ」を逃げ出さず傾聴できるかが問われます。これができないと、クライエントの葛藤を聴き続けるのが苦しくなり、そこから逃げ出したなります。逃げ出すとは、「もっと他の道を探しましょう」とアドバイスしたり、「きっとあなたなら出来ますよ」と安易な励ましををして、前向きに考えることを促します。
  けれど、こんな風に言われたクライエントは自分の「キモチ」が置き去りになった感覚に襲われます。卑しくもカウンセラーを目指すのであれば「クライエントの方が修羅場をくぐぬけたからこそ・・・傷ついて問題や心の病になったかもしれない」と創造力を働かすことが重要です。クライエントの暗闇と絶望に向き合い、しっかりとそこに止まり、寄り添い続けることが肝心です。
  こうした「本当の人間の強さ」「純粋さと忍耐」がカウンセラーに求められるのです。