心理カウンセラー佐藤照貴

                  (月〜土曜日9:00〜17:00)

生きるとは「希望を配る」

     故・日野原重明先生が、ホスピス(緩和ケア)や生活習慣病を初めて命名されいち早くその治療にとりかかりました。緩和病棟で20代の死を目の前にした女性が「もう私は死ぬので、母に宜しく」といった時に、日野原先生は必死に「頑張れ、頑張れ」と言っている内にその女性は息を引き取ったそうです。その時日野原先生は何故「頑張れ」ではなく「手を握り温もりを伝えられなかったか」と今でも悔いていらるそうです。
  生きるとは「希望を配る」ことだそうです。そして出逢い(エンカウンター)が人生を変えるとも言っています。人は希望ある限り生き、絶望とともに死ぬそうです。「 人が人に与える最高のものは、 心である。他者のための「思い」と「行動」に費やした時間、 人とともにどれだけの時間をあったかによって、 真の人間としての証がなされる。人とともにどれだけの時間をあったかによって・・・に「手を握ることの大切さ」が凝縮されています。