心理カウンセラー佐藤照貴

                  (月〜土曜日9:00〜17:00)

悩んでいる人の対策「私はそういう人間ではありません」と言えるかどうか?

  子どもに親が「なんでできないの!」「なんで〇のようになれないの!」と言われると「否定」された気分(屈辱感=隠された怒り)になります。そうすると「親に気にいられるための いい子」を演じます。「自分でない自分」(自己不在)がインプットされます。常に周りの評価が気になります。結論は「あるがままの自分」でないと人間は悩みます。

 例えば、「うさぎとかめ」の童話(普通は「油断大敵」)。うさぎが泳ぐのが得意な かめに走ることで競争を仕掛けるのか?亀に勝って優越感に浸っている。誰もが分かっている勝負をしかけて「巧妙に偽装された攻撃性」でストレスや葛藤(深刻な劣等感)を晴らすのです。

  「私自身でなければ悪魔になった方がマシ」。自分でない自分を演じていると誰でも「時限爆弾」が爆発し問題行動や凄惨な事件を起こします。「よい子が問題を起こすのは、ちいさい頃から養育者との関係」が影響しています。

  就職活動でいえば「事務」をしたいのに「販売」にしろ!といっても自分の「強み」を発揮できないので生きづらくなります。結婚で言えば、Aさんを好きで結婚したいのに、親に有名大学卒で有名企業に入ってるからBさんと結婚しても結末は見えます。

 「ありのままの自分」を拒否して「奴隷」として生きても喜びも楽しみもなくなる人生となります対応策は「私はそういう人間ではありません」と言えるかどうか?です・・・