心理カウンセラー佐藤照貴

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ポジティブな状態にあると販売成績では37%上がる!

心理学者ジョーン・エイカーさんは、ハーバード大学に入ってくる学生たちのカウンセリングをしているうちに、あることに気づきました。ポジティブな状態にある脳は、ネガティブな脳よりもずっとよく機能します。ポジティブな状態にある場合、脳はネガティブな状態よりも31%生産性が高くなり、販売成績では37%上がるという調査結果が出ています。ネガティブな状態や ニュートラルな状態の時よりもポジティブな状態の時の医師の診断結果は19%も正確になります。「幸せだ!」と感じながら活動をすることで、学習機能をオンにするドーパミンが分泌されて、脳はより熱心に早く知的に動くのです。つまり「成功すれば幸せ」なのではなく、「幸せだと成功する」なのです。
またエイカーさんたちの研究では、仕事上の成功はIQによって予測できるのは25%だけで、残りの75%は楽観度合いや、周りからのサポート、ストレスを脅威ではなく挑戦と受け取る能力にかかっているとわかっていると説明しています。