乳幼児期にふれあい(ストローク)やほめられた体験が少ない人は「復讐行動」にでるそうです。例えば不登校や引きこもりで親を困らせたり、暴力やストーカーで自分の満たされない愛情飢餓を満たそうとします。
乳児期は、触る、撫でるなどの「接触欲求」、幼時期は母親が「よく頑張っているね」と「承認欲求」を満たすことが大事と交流分析では言われています。更に重要なことは「何かができるできないに関係なく ありのままを受け入れる」心の姿勢(ビーイング)です。
「もっとふれあいたかった」「肌感覚の愛情が欲しかった」という人間の「接触・承認欲求」は人間にとって何も勝る「心の栄養剤」です。愛情と言う心の栄養が枯渇すると人は何かのサインを出して「自分に注目して」と危険信号をだします。
万引きや引きこもり等の問題行動のサインを「愛情の特異な表現」ととらえることができれば、多くの人が救われていきます。