相手より勝りたい、自分の意見を通したい、他人の意見が素直に聞けないという特徴がある人は、一言で言えば「傲慢・上から目線」です。こんな人に効果的なことは、「あなたは大好きな彼・彼女にどんな風に接しますか」と質問すると「大抵の人はいい気にもならず謙虚に接します」と答えます。つまり、上から目線の説教は誰からも好かれず無意識に自信がない自分を見せるのが嫌なのです。 人間は弱さを見せたり、馬鹿ができたり、失敗を面白く語れるユーモアのセンスがある人が好感度が上がり信頼される人間になります。そんな人と接した人は「安心感」と「信頼感」を持ち、頑なになっている心のドアを少しずつ開けます。説教より「安心感」が意欲を引き出すはカウンセリングの基本哲学です。