心理カウンセラー佐藤照貴

                  (月〜土曜日9:00〜17:00)

誰でも心の中に神様がいれておいた「小さな番人」がいて、その人が悪いことをすると目を覚まして小さな棘でチクチク心の中をつつきます(アルプスの少女 ハイジ)

  アルプスの少女 ハイジは多くの人が読んだ経験があるのではないでしょうか? 「多様」な人たちが「交流して支えあう」物語「アルプスの少女 ハイジ」のメッセージは、今の社会だからこそ心に響きます。

  誰でも心の中に神様がいれておいた「小さな番人」がいて、その人が悪いことをすると目を覚まして小さな棘でチクチク心の中をつつきます。「子どもの眼を失ってしまった大人たち」に対するメッセージです。

 視点を変えると、誰でも「もう一人の自分」「良心」があり、他人に意地悪しする自分の「醜さや劣等感」にブレーキをかけます。「良心」の芽生えは、養育者に 乳幼児期からどんな関わり(愛情=ふれあい)かで「基本的信頼感」(心の安全ベルト)が結ばれます。

  「心の安全ベルト」とは、社会で絶望した時あるいは嫉妬や悪に誘われた時、安全ベルト(良心)で結ばれている人間は「踏みとどまれる」のだと思います。見えない「へその尾(安全基地)」です。だから悪意や嫉妬に狂うとき「小さな番人=良心」の存在に耳を傾ける勇気を持ちましょう。