心理カウンセラー佐藤照貴

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半沢直樹に学んだプロの仕事の流儀「権力に屈するなど、あってはなりません」

 中野渡頭取の「潔さと男気は リーダーの鏡、そして男の中の男」。今の理不尽な社会に欠けている「誠実と正義」のストーリーが32.7%の視聴率。3人に1人は、権力と不正義に「声なき声」を上げたいが もみ消されるだけの現実に辟易しているのではないか?

  ドラマからの1コマ「・・・この世界で生きていくなら、証券を知ることは必ず君の力になる。外の世界から何が見えた?」(中野渡頭取)と問い掛けると、半沢は「大銀行の名にあぐらをかいた銀行の”怠慢””さがよく見えました」。半沢は「私の進退など、どうだっていいことです。ですが、頭取。あなたは違います。東京中央銀行の先頭に立つあなたが、権力に屈するなどあってはなりません・・」。

 「ひたむきに誠実に働いた者がきちんと評価される」ことが今求められている。現実は「晴れの日には傘をさし、雨の日には傘を取り上げる」人間にレッドカード。心は困った人のために使い、他人を陥れるために使うものではないことを教えてくれた。