心理カウンセラー佐藤照貴

                  (月〜土曜日9:00〜17:00)

「〇〇は家族を代表して“障害”を引き受けたのだから助けてあげなさい」(亡き父のメッセージ)

  30年前 兄は簡単な脳の手術をしました。医師からも「正常になるための手術」と言われ、家族も簡単に考えていた。終わったら「言葉がでない??」。集中治療室の兄の怒りの顔は未だに忘れられない。その日の夜中の12時頃、無言の電話があった。私は「兄だな」と思ったが、話ができない「悔しさ・辛さ」が伝わってきた。

 その後、リハビリを経て「言語障害」が少し残ったが、職場復帰。30年間は今までと違う「言いたいことが言えない」ジレンマに何度も絶望に苛まれた。

 6月に父を亡くし「〇〇は家族を代表して“障害”を引き受けたのだから助けてあげなさい」というメッセージが聴こえた。もし自分がと思えば 私はとっくにこの世にはいなかっただろう。機能不全家族ギリギリを兄が救ってくれた・・