「負けるが勝ち(価値)」ができない人はカウンセリングができません。なぜ?話を聞くたびに 心の声が「それは違うでしょう」とか「それは間違い」なんて否定していると、相談者は益々傷を負い、「この人には話したくない」という気分になります。
否定されて嬉しい人はいません。どんなことでも喉に刺さっていた棘を吐き出して初めて「喉越しがよくなる」のです。それは肯定しながら最後まで傾聴すること以外にはできません。人の気づきはよきも悪きも全て聞かれて初めて「心が動く」(気づき)が起こるのです。
説教や上から目線ではなく「安心して弱音を吐ける人・社会」が求められています。