多くの人が経験する「反抗期」には2つの時期があります。第一次反抗期は幼児期に親の言うことをきかなかったり、強情を張る時期のことで「イヤイヤ期」ともいわれています。そして、第2次反抗期は青年期の始めかそれより少し前にふさぎ込んだり、親に反抗したり人に逆らって乱暴をしたりする時期のことです。
この時、子どもたちは心の中で無意識に「このまま成長して大人になり、いずれ自分は親から離れて自立しなければ!」「親の価値観がすべて正しいわけじゃない。自分には自分の考え方があるんだ!」という風に思うようになります。しかし、幼児のように親が大好きなままだと離れていくことができません。だから親のことが嫌いになるようにできているんです!これが反抗期の正体。反抗期では心身にともに大人になる準備・親離れの準備を行い、親の価値観から脱皮し 精神的に自立していきます。
親は反抗期が来たときに初めて 子どもの主張を「尊重することを学ぶ」貴重な時期です・・