心理カウンセラー佐藤照貴

                  (月〜土曜日9:00〜17:00)

「いじめをしている人は恥を知れ いじめを見て見ぬ振りする人は罪を知れ」(中学生の標語)

 職場の人間関係で悩んでいる方から聞いた話です。

 一人の気にいらない人を「〇〇さん ちょっと来て」と呼んで、「これはどうなっているの、間違っているんじゃない」と複数で責めるのです。責められた方は、直立不動 茫然と立ち尽くし顔から血の気が引き ただ「はい はい」と言うのが精一杯です。これがある職場で行われている現実です。「公開処刑」というそうです。皆の前でつるしあげ、笑っている人間がいるから「公開処刑」

   ドラマ・半沢直樹の言葉を借りれば

  「弱い者を切り捨て自分たちの勝手な論理を平気で人に押し付ける。問題は先送りされ、誰一人責任をとろうとしない。くだらない派閥意識でお互いに牽制し合い、部下は上司の顔色をうかがって正しいと思うこと口にしない」。

  調子がいいときはいいが、困った時は「見て見ぬ振り」という伝家の宝刀(権力や肩書)を出す。ある中学生の標語に「いじめをしている人は恥を知れ いじめを見て見ぬ振りする人は罪を知れ」。中学生に学ぶべき点が多い。