ドラマ・半沢直樹は「顧客ファースト」と当然のことを言っています。この「普通のこと」が学校や社会でも通じません。なぜ?権力という怪物に潰されるからです。そんな人間に限って自己防衛のためには「先生に言いつける小学生!」になり下がります。困ったことがあるとすぐに強面の権力を借りる。まるで身体だけはデカい心は「赤ん坊」です。
こんな人に対して、子育て世代にエールを送られてきた絵本作家・浜田桂子さんは次のように言っています。一人の意見とか、個というものがつぶされて、みんなと違うことをすると「おかしい」となり、「非国民」という言葉がかぶさってくる。みんなと一緒でないと攻撃される。それが戦争なのだと。 もちろん仲間外れはよくないことですが、根本的な一人というものはしっかり持っていること、個人の尊厳が守られるということ。それが平和だと・・・