心理カウンセラー佐藤照貴

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コロナ時代のコミュ力「ドッジボールではなくキャッチボール」

「あの人は、正直者だけれど仕事が遅い」と言うのと、「あの人は、仕事は遅いけれども正直者だ」と言うのとでは、同じ人物への批評でも、どこか違っています。(幸せはあなたの心が決める 渡辺和子著より)

その違いは、批評する側のポイントの置き方から生まれているのです。つまり、相手の悪いところを強調しようとしているのか、相手の良いところを強調しようとしているのかの違いなのです。つらいこと、苦しいことの多い人生を生きてゆくためには、「あなたは生きていていいのだ」という、他人からの励ましと優しさが要るのです

「存在するだけで価値がある」「何ができてもできなくてもOK」と言える人に出会ったら、多くの人が救われていきます。「自分は、どんなことがあっても、他人をわざと意地悪く批判するまい」と心に決めると、不思議に心が軽くなるのです。「ドッジボールではなくキャッチボール」のコミュニケーションを心掛けることで「コロナ時代のコミュ力」ではないでしょうか?