心理カウンセラー佐藤照貴

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記者の質問が尽きるまで誠実に答え続けれる陳時中(チェン・シィヂョン)氏(台湾)

 台湾のコロナ対策に学ぶべきことが多い。感染症対策の陣頭指揮を執る66歳の“鋼鉄部長(鉄人大臣)”陳時中(チェン・シィヂョン)氏がスゴイ。

  • 一日も欠かさず毎日午後2時からの記者会見に臨んでいる。記者の質問が尽きるまで誠実に答え続け、ときには感極まりながら率直で思いやりとユーモアに満ちた回答をすることから、市民をして「定心丸(安心させてくれる人の意味)と呼ばれている陳氏。
  • 「学校でピンクのマスクでいじめらていた子ども」がいた。陳氏をはじめとする大臣は、翌日の記者会見でピンクのマスクをかけて子どもを守る行動。どこまでも「正義」を貫き 陳氏は、「ピンク色もいいですよ」と自らコメント。

 日本の政府要人は「時間が来ました」ではコロナの不安は増すばかり。質問が尽きるまで誠実に答え続ける姿勢と、思いやりに満ちたコメントが国民を安心させる。それは信頼関係につながり「社会全体の団結力」がコロナへの対策の1つではないでしょうか?