財産家や地位の高い人は、幸せと言えるでしょうか？GDP（国内総生産）と「幸福」の関連を調べた調査では、GDP世界１位のアメリカは幸福度１７位、世界第２位の中国は幸福度９３位、世界第３位の日本は４３位です。これを見る限りお金と幸福は必ずしも比例はしないようです。
幸福になる方法の１つは、人生の見方の角度を変えることです。例えば、子供が誕生した日は、嬉しいけれど、お母さんの命が一番危険に晒されて日でもあります。物事の両面を見る心構えができると、「嬉しい日であると同時に危険な日だった」と思えれば、お母さんへの感謝と子供が生まれた嬉しさの２つの感情が湧き、幸せに近づきます。
２つ目は、「足るを知る」「頃合の思想」です。あれもこれもと欲張らず、今生かされていることに感謝すれば、無駄に現実と理想のギャップに悩まずにすみます。普通は当然ではなく奇跡と視点を変えれば「普通に感謝」です。今日もご飯が食べれた、目が見える、耳が聴こえる・・・と今あるものを数えると感謝の心が増え、幸せに近づきます。